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2019一般質問(9/10)「災害備蓄体制」

9・想定外を想定し、大規模災害に十分すぎる備え

9月には、台風15号の被災地支援のために、2度千葉県鋸南町を訪れました。相次ぐ風水害に被災された多くの方に、心よりお見舞い申し上げます。

気候変動で想定を大きく超える災害を、我々は、想定しなくてはならないと、思い知らされました。

台風対応の今後の課題

文京区では、15号、19号と立て続けに襲いかかる台風に、担当者が泊まり込みで対処してくださったと、聞いています。ありがとうございます。これらの災害において、想定どおり十分な対応ができたか、今後に活かすべき課題を伺います。

面積が狭く清掃工場のない文京区において、震災や水害ゴミの分別、収集体制はどの様になっていますでしょうか?ゴミひとつとっても困難が予想されます。お互いに助け合うために、近隣自治体と、実情にあった具体的な支援協定を結んでおくことが必要ではないでしょうか?東京の中心に位置する文京区だからこそ、他の自治体の支援ができるほどの十分な備えをすべきと考え、うかがいます。

区長答弁(たかはま意訳)

区からの情報発信における伝達内容やタイミングなどの課題があったと認識しており、区民が的確に避難行動を取れるよう、情報発信の方法について検討してまいります。

防災備蓄の日

さて、一昨日11月19日は、1年に1度びちく(いち・きゅー)ということで、防災備蓄の日でした。各家庭で備えることの重要性を、区報等で周知を図っていただきましたが、我々区民の「自助」のみでなく、災害時に災害弱者の命を守り、住民の不安を解消できる体制を整えるために、今後どのように対応し、備えていくか伺います。

区長答弁(たかはま意訳)

災害対策は「自助」「共助」が基本である。行政だけの対応には限界があり、「共助」を高めるため、町会、自治会での備蓄や訓練の実施など、重要性を周知します。

避難備蓄にテントを備えては?

なお、台風19号に際して、長野県上田市では、備蓄していた避難所用のパーテションが、有効に活用されたと、報道がありました。

通常のアウトドア用テントであっても、プライバシーを確保することができます。想定を超える災害時でも、校庭で使用することが可能であり、安価な製品もあるので、備蓄品に加えてはいかがでしょうか?

テントを活用した防災宿泊体験や、自然体験学習でアウトドアの体験をすることで、災害時への備えをすることができるのは、先にのべたフェーズフリーの考え方です。

教育長答弁(たかはま意訳)

避難所の補完としての活用が想定されるテントを使用しての訓練は考えておりません。

岩井臨海学校の再考を求める

先日の教育委員会において「令和元年度をもって廃止」と報告された、
岩井臨海学校の宿泊先の課題も解決できるのではないでしょうか?

教育長答弁(たかはま意訳)

天候が変化した場合への対応や、臨海学校で予定されている活動内容への影響、運営上の課題などの観点から難しい。

2019年11月定例会で、一般質問を行いました

一般質問とは、議員個人が文京区の執行状況や今後の方針について、報告や説明を区長などに求め、適切な文京区政運営を進めているかを議員がチェックするものです。

私は、「子ども、まち、防災」をテーマに活動していますので、
この3点について、10項目の質問をしています。
今後も、このテーマを重点的に取り組んでいきます。
ぜひ、改善を求めたい区の施策やお困り事がございましたら、私までお寄せください。

文京区議会が何をやっているか知るには?

映像で確認

文京区議会では、インターネットで議会中継をしています。
生配信ではなく、本会議の一般質問等一部しか中継されていませんが、
各議員の生の発言や、議会への姿勢を見ることができる貴重な機会です。

文京区議会インターネット議会中継を見るには

会議録を調べる

会議の正式な記録は、会議録として文章で公開されています。
キーワード検索でピックアップすることもできるので、
例えば「待機児童」など、どの議員がどのように取り組んでいるのか、調べることができます。

文京区議会会議録を調べるには

議場で傍聴

議場に来て、傍聴するのが、最も議会の雰囲気や取り組みがわかります。
傍聴は無料です。特別な持ち物は、いりません。
文京区役所23階の議会事務局で受付をした後、24階の議場や委員会室に入ります。

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