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2019一般質問(10/10)「災害伝達体制」

10・ 多様な情報伝達手段で迅速な危機管理と、ゆうやけチャイム

10月12日の台風19号の際には、避難所や被災状況を連絡し、情報交換をするために、LINEチャットを活用しました。

LINEチャットが有効に活用できた事例紹介

台風襲来当日の、「避難所開設」と同時に作成したところ、半日後には登録人数が600名を超え、区民同士でやり取りをして助けあいました。アクセスが殺到して文京区のWEBサイトが重くなるなか、多くの方の不安な思いに応えることができました。

先日、名古屋で開催された防災国体に参加いたしまして、地域コミュニティによる「共助」が、希薄になっているという、危機的状況を学んでまいりましたが、「SNSを活用した、共助」による助け合いが、非常時に命を守りうるのだと実感いたしました。

防災凝視無線でも注意喚起すべき

さて、今回の台風は、避難レベル3、ご高齢の方やお体が不自由な方に対して避難が呼びかけられました。私は前日の11日に、役員として所属している町会の、1階にお住まいの方を中心に、浸水対策など注意喚起をして回りました。

台風が直撃する24時間以上前、11日の15時に開催された臨時水害対策本部で、翌日の、避難所開設を決定しています。先を読んだ対応は評価いたしますが、文京区公式Twitterで11日16時14分に投稿したのと同時に、防災行政無線でも注意喚起を図るべきではなかったでしょうか?

平成30年度に実施された第24回「文京区政に関する世論調査」では、45.3%の方が、防災行政無線を大雨・洪水警報等の事前の災害情報も流したほうがよいと回答しています。

区長答弁(たかはま意訳)

情報の重要性を鑑み、緊急時のみの放送としており、実施要領でも、警戒レベル4にあたる「避難勧告」以上で行うこととしております。

夕焼けチャイムを含む有効活用をすべし

なお、先ほどの世論調査では、夕焼けチャイムを定期的に流したほうが良いという回答は15.1%でした。この割合の低さをもって、「夕焼けチャイムは不要」と判断するのではなく、

「これまで通り災害時のみ流したほうが良い」と答えた方が31.5%しかいなかった点に着目し、防災行政無線は日常的に有効活用されるべきと考えます。

実現可能か、今後の展開を含めて、所見を伺います。

以上で、私の質問を終わります。重ねて、わかりやすいご答弁をお願い申し上げます。なお、答弁の内容によっては再質問を留保いたします。御清聴ありがとうございました。

区長答弁(たかはま意訳)

平常時の利用については考えておりませんが、研究してまいります。

2019年11月定例会で、一般質問を行いました

一般質問とは、議員個人が文京区の執行状況や今後の方針について、報告や説明を区長などに求め、適切な文京区政運営を進めているかを議員がチェックするものです。

私は、「子ども、まち、防災」をテーマに活動していますので、
この3点について、10項目の質問をしています。
今後も、このテーマを重点的に取り組んでいきます。
ぜひ、改善を求めたい区の施策やお困り事がございましたら、私までお寄せください。

文京区議会が何をやっているか知るには?

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文京区議会では、インターネットで議会中継をしています。
生配信ではなく、本会議の一般質問等一部しか中継されていませんが、
各議員の生の発言や、議会への姿勢を見ることができる貴重な機会です。

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会議の正式な記録は、会議録として文章で公開されています。
キーワード検索でピックアップすることもできるので、
例えば「待機児童」など、どの議員がどのように取り組んでいるのか、調べることができます。

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議場に来て、傍聴するのが、最も議会の雰囲気や取り組みがわかります。
傍聴は無料です。特別な持ち物は、いりません。
文京区役所23階の議会事務局で受付をした後、24階の議場や委員会室に入ります。

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