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5日目(10/27)ホイアン泊

そういえば、昨日の夜、
ホテル前の服屋さんでオーダーシャツを受け取った。
仕上がったシルクの出来がとてもすばらしかったため、
「すばらしい。もっと欲しいが、明日の朝この町を去るので残念だ・・・」
と言ったところ、「OK、徹夜で仕上げるわ」とのこと。
おーっと。
社交辞令だったのに、もう一着、頼むことになってしまった。
朝、朝食を食べてすぐに行ってみると、
なんてことなく、すでにシャツは仕上がっていた。
ホテルから現地ツアー会社の人にピックアップしてもらい、
車で3時間、ホイアンへ向かう。
ベトナム中部の大都市、ダナンはきれいな海岸が人気で、
今、海外の資本がいっせいに流入してホテルの建設ラッシュらしい。
と、現地ツアーのガイドさんが話していた。
彼は、目がくりっとした本当によくしゃべる男で、
猿岩石の有吉に似ているなぁ、と終始思っていた。
ホイアンでは一泊だけの予定だ。
小さいながらも小奇麗なホテルにはプールがついているが、
残念ながら泳ぐチャンスはなかった。
本当に、今回のツアーは忙しい。
スーパーの食品売り場で、ひたすら試食をしながら
走り抜けるような、そんな消化不良を感じる。
とはいえ、毎晩宿が変わるのはバックパッカー旅行のときと
同じなので、特に不満はない。
アサコはどう感じたのだろうか・・・。
さて、ホイアンに着き、有吉の勧めで、
この町で一番人気だという服屋に連れて行ってもらった。
よくありがちな、バックマージンをもらって
小遣い稼ぎをするのかと思いきや、
彼はやけに不慣れな様子だったので
きっと善意で案内をしてくれたんだと思う。ありがとう。
アサコが淡いピンクのブラウスをオーダーした。
僕は、ここの店でタキシードオーダーすべきか迷ったが、
ついに決心はつかなかった。
頼んだ服が出来上がるまでのあいだ、町を探索した。
探索と言っても、歩き回れるのは
この日しかないので、気合を入れて本気で歩き回った。
見て回ったことに関しては、アサコに全て
書いてもらおうと思う。
僕の印象に残ったことは、
自分の顔によく似た仏像を見かけたこと、
伝統舞踊を踊っていたお姉さんが非常に可愛かったことだ。
「聖おにいさん」を見たとき、やけに
ブッダとキャラが似ているなぁと思っていたが、
どうやら僕はブッダに似ているようだ。
歴史的な町並みの見学の他は、
ふらっと市場に迷い込んだり、
ふらっとズボンをオーダーしたり、フォーを食べたり
仔猫とじゃれたりビールを飲んだり、
とにかくフラフラしながら気まぐれに1日を過ごした。
夕食は、地球の歩き方(今回の旅は、ほとんど
記載されている店で食べている)
でオススメされている食堂で、ホワイトローズを食べた。
1日中、食べてばかりの一日だった。
寝起きの悪い高浜直樹が強固に主張し、
翌日、5:30出発のツアーに申し込んだ。
朝はのんびりしていきたいが、せっかく来たのに
世界遺産“ミーソン遺跡”を見ずには帰れないと思ったのだ。
「起こしてね」
こう言い残して、率先してベッドに沈み込んだ。

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