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6日目(10/28)ハノイ泊

5:00起床。
揺すったりたたかれたり耳元で目覚ましを鳴らされたり
ありとあらゆる手を尽くされてしぶしぶ起きる。
アサコは、「これが何十年も続くと思うと・・・」
と嘆いている。大変申し訳ないなぁ。
集合時間の5:30をかなりすぎ、まだ薄暗い中バスが到着。
僕らの他に8人ほどの観光客を乗せて、ミーソン遺跡へ向かう。
遺跡までは2時間ほど。
できれば到着までぐっすり寝ていたいのだが、
ところどころ車が激しく揺れて、
どうしても起こされてしまう。
ミーソン遺跡は、荒涼とした森の中に
転々と朽ちた遺跡が点在している静かな場所だった。
どこの国でもそうだが、日本語ガイドのツアーは
英語ガイドの3倍くらいしてしまう。
日本人の財布の紐は緩いからなぁ…。
なんとなく分かるだろうと思い、安いほうを選択してしまった。
ガイドの女性は一生懸命、歴史的背景を
説明してくれているのだけれども、どうも話している言葉が理解できない。
ヒンドゥーの神々の名前が出てくるときだけ
「oh! Ganesa!」だなんて、無理やり
ハイテンションな相槌を打ったりして。
ベトナム戦争時代は、ここが基地として使われていたため
爆撃を受けてかなりの部分が失われてしまったらしい。
人間って、本当に愚かだと思う。
運よく爆撃を免れた建物はとてもきれいに、大切そうに保存されていた。
アンコール遺跡に似た彫刻がビッシリと彫られていて、
男性の象徴とされている"リンガ"があちらこちらに点在していた。
かつては、聖地として神聖な目的で使われたのだろう。
寝ぼけた頭で思いをはせたら、やけに神妙な気持ちになった。
そんな風にして2時間程度の見学を終え、
今度こそ寝ながら町に戻る。
空港まで行くバスの集合時間まで少しだけ時間があったため、
マッサージを受ける。アサコはストーンマッサージ
僕はベトナムマッサージをした。
ベトナムに来て初めて"ベトナムマッサージ"
というメニューを見かけて好奇心からオーダーしてみたのだが、
どういうわけか、散々背中を引っかかれた。
痛くて、くすぐったかった。
あれは、何だったのだろう。
昼過ぎの飛行機で、首都ハノイへ。
宿に着くころには、もう夕方に差し掛かっていた。
町の中心部までは1kmほどの距離があり、
歩けない距離ではないがちょっと不便。
散策をかねて徒歩で町の中心へ行き、
ガイドブック推奨のステーキ屋さんで
ステーキを頼んだ。
・・・なぜか、牛肉入りの野菜炒めが出てきた。
鳩の丸焼きも頼んだ。
臆することなくバリバリと"ローストピジョン"
を食べるアサコを見て、たくましくなったなぁ、と
ちょっとほくそ笑んだ。

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