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文京区子ども子育て会議の委員会

子ども子育て会議特別調査委員会

きょうは、午前中は文京区役所の子ども子育て会議特別調査委員会を傍聴してきました。
子育てにまつわるなにか良い情報が得られれば良いなぁとおもいつつ。。。
そもそも、ぼくは傍聴マニアなんです。
先週は、弁護士をしている知人の裁判を傍聴してきたばかりです。

特別委員会とは?

特別委員会は、委員会条例に基づき、特定の問題を調査する必要がある場合に議会の議決により設置されます。
文京区ウェブサイトより引用

子ども子育て支援調査特別委員会では

今日は、主に保育園待機児童問題について話し合われていました。
「待機児童は問題だと思います!」と主張する議員さんvs
わかっちゃいるけど対応しきれていない行政
と言った図式で、議論をしていました。

興味を惹かれた話題

子育て情報の発信について

区では紙ベースで発信をしているが、フェースブックや、ウェブサイト等、
簡単に情報がシェアできるウェブサービスと既存の媒体と、両輪で発信できないか。

保育ナビゲーター(2名)や出張相談について

他の行政でやっているような保育園の出張相談はやらない。
なぜなら、世田谷のように広大ではないし、区民の要望がないから。

→必要であれば、出張相談の仕組みもできるかもしれませんね。
文京お届け講座という枠組みでお呼びすれば来てもらえる仕組みがあるので、
それの延長線上で幼児保育課を活用することもできるかもしれません。

待機児童解消の署名について

24日間で522名の署名が集まった。
これは簡単に集められる数字ではないです。

→議会でも取り上げられていましたが、署名活動の結果がしっかりと
区に届いているのだとわかって安心しました。
正しい方法で発信をしていければ、変えられることがあるのかもしれません。

僕はこう思います。

育休・認可外を含めた待機児童(不承諾699名)を全て受け入れて、
更にいくらでも湧き上がってくる保育需要を受け止めるのはまず無理ですよねぇ。
小学校規模の施設をいくつも作らなくてはならないですから。

待機児童解消のおとしどころ

行政側も「まず無理」を受け止めた上で、落とし所を設定して区民と一緒に考えていく姿勢が良いのでは、と思います。
育休を抜いた待機児童は257名ですが、この人数を確保するだけでイッパイイッパイです。

我々親も、働き方から考える必要があると思います。
0歳から預けることで誰が幸せになるんだろう。
指数が有利だから、0歳クラスから入れようとしていないだろうか。
産後3ヶ月で職場に復帰しなければならない社会が、子どもたちに引き継ぎたい社会だろうか。

来年の予想

ちなみに、来年の新設は「5園以上」を目指すと言われています。
1園が60名として300名定員増。こりゃ、来年も厳しいです。
ただ、幼児保育課の担当者さんに文句を言いたいわけでもなく、少ない人数で一生懸命やられています。(時に保護者から文句を言われながら、時に住民から叱られながら。。)

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