文京区のこんにちは赤ちゃん訪問事業(新生児訪問)が、我が家にも。
3人目だからとウッカリして申し込みのハガキを出さないでいたら、
文京区保健所から電話がかかってきてしまいました。
あのー(おそるおそる)赤ちゃん、無事に生まれましたよね?
って。
こんにちは赤ちゃん訪問とは
出産後の早い時期は、お母さん自身の体調も整わないことが多く、赤ちゃんとの生活にも慣れず不安になりやすい時期です。
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/shussan/ninshinshussan/konnichiwaakachanhoumon.html
ひとりで不安を抱え込まずに、ぜひ「こんにちは赤ちゃん訪問(新生児訪問)事業」をご利用ください。費用は無料です。
今後の子育て情報もご案内します。
という、産後の不安、孤立感から虐待や産後鬱につながってしまうことがないよう、
訪問で相談をして、課題の早期発見を目的とした事業です。
ありがたいけどイケてないぞ。
毎年2000人も赤ちゃんが生まれてくるここ文京区で、
わざわざこちらまで出向いてくださるというのは大変ありがたいことです。
しかしながら、お互い貴重な時間を使うのですから、
もう少し有意義な情報交換ができないものか、と思ってしまいました。
当たり前ながら、福祉の匂い
ひとりで不安を抱え込まずに 、とWEBサイトに記載があるように、
「困っている人の課題を早期発見」することを目的としているので
こういうものだ、とは思うのですが・・・
支援する側、される側というすみわけが
はっきりと感じられて、違和感を感じました。
何より、本当に課題を抱えているママが、
心の中のモヤモヤをこのアンケートで打ち明けられるかどうか。。。
役所のサービス情報しか提供しない
提供してくださる情報も、役所の情報ばかりで、物足りない。
もっとあるんですよ。
気軽に立ち寄って、頼っていい「おせっかい」な
僕たち、民間の子育て拠点やサークル活動。
こども食堂を開いていたり、
いつでもおむつを替えに来ていい場所があったり、
それからちょっとだけお隣の区に入ったところだけど、
子育てママを対象にした素敵なカフェだったり。
それこそ、支援を必要としがちな孤育てをしている
ママさんには、行政サービスではなく、
いつでも話し相手になれる「仲間」とのつながりづくりを
応援できた方が、喜ばれるのではないか、と思います。
情報を持っていない?
民間だから、ひいきはできない?
おっと!
お母さんを、赤ちゃんを笑顔にするために、
「垣根を、越えていこうぜ♪」
たかはまだったら、こうする。
地域のドンとお母さんをつなぐ
できることなら、せっかくの「自宅」への訪問。
「生活者」としての身近な情報が提供できると、本当に喜ばれると思うんです。
半径300mの地域のドンや、児童委員さんを紹介してはいかがでしょう。
僕たち、地域で子育てを楽しんでいる人たちならみんな持っている、
子育てのちょっとした人・モノ・情報を、
訪問の機会に共有してもらえたらいいのにな。
と思いました。
ゆるくつながる切れ目のない支援
自宅から徒歩圏内、自転車圏内、それから電車やバスで
ご近所の、おすすめできるお出かけ情報や頼れる場所を伝えます。
別に、手書きでなくてよくて、google mapで手軽にできます。
情報なら、提供しますぜ!
基本的には、全てのママと赤ちゃんのための
素晴らしい事業だと思っていますが、もっと良くなるはずです。
ネウボラ発祥のフィンランドでは、対話を重視した
切れ目のない支援の場がつくられているように、
ここ文京区でも、区民活動とママと行政をゆるくつないだ、
切れ目のない応援、見守りができるはずです
ご参考:世田谷版ネウボラ
世田谷版ネウボラの概略図。
あかちゃん訪問は、切れ目のない支援の場
=ネウボラの一部分とされています。
文京区ももちろん、同じ方向を向いていますが、
「地域みんなで支えます」
文京区にもこういうメッセージが欲しいと思いませんか?

6年前は、こうだった
長女が産まれたときの新生児訪問事業については、
妻がブログに書いてくれていました。
そうそう。以前はこのWEBサイト、夫婦で交代で書いていたんでした。
コメントを投稿するにはログインしてください。