普段は立ち入ることができない文化財を間近に見学できる、特別な機会がやってきます。文京区では「東京文化財ウィーク2025」にあわせ、区内の歴史的建造物や文化財を特別公開します。今年は4か所の文化財が公開され、いずれも地域の歴史や文化を知るうえで貴重な建物・資料ばかりです。
小石川の「旧磯野家住宅」では、重要文化財である通称「銅御殿」の門や玄関周り、前庭を公開。当日は直接会場に行けば見学可能です。さらに、目白台の「村川家住宅」では、歴史学者村川堅固・堅太郎父子が暮らした洋館並列住宅を、解説付きで案内してもらえます。こちらは定員制で事前申し込みが必要です。
西片の「松井家住宅」では、登録有形文化財となった昭和初期の和風住宅の表門や庭を公開。また湯島の「心城院版木」「木造義山豪来坐像」も特別公開されます。文化財は地域の歴史そのもの。近くに暮らしていながらも、なかなか触れる機会のない建物や資料を体験できる貴重な時間です。
秋のひととき、ご家族や友人と一緒に、地域の文化を再発見してみませんか。
日時:10月25日〜31日(公開日は施設ごとに異なる)
会場:旧磯野家住宅、村川家住宅、松井家住宅、心城院(各所文京区内)
対象:どなたでも
申込:一部事前申込制(電子申請または往復はがき〆切10月6日必着)、当日申込可の会場もあり
くわしくは こちら
◉たかはまなおきからのひとこと◉
「こんな建物が文京区にあったんだ!」という驚きがきっとあります。
私も近場の歴史探検として、ぜひ見に行きたいと思っています!


