令和4年度文京ふるさと歴史館の収蔵品展
「杉田直樹と仲間たち文三・潤一郎・茂吉」が、文京区より発表されましたのでお知らせいたします。
文京区で暮らし、学んだ杉田直樹氏の紹介とのことで、新発見の手紙が収蔵品展にて初公開されます。
入館料100円で見ることができますので、ぜひご覧ください。
文京区からの報道発表詳細
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kusejoho/koho/houdou/r05/2023-2.html
いつ |
令和5年2月11日(土曜日)~3月19日(日曜日) |
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どこで | 文京ふるさと歴史館(文京区本郷4-9-29) |
内容 |
【収蔵品展概要】 令和4年度収蔵品展では、区内西片に住んだ精神病学者杉田直樹(1887-1949)に関連する資料から、誠之小学校、郁文館中学、第一高等学校、東京帝国大学と、区内の学校で学んだ杉田と、学生時代からの仲間たちとの交流の様子を紹介します。特に詩人の江南文三、小説家の谷崎潤一郎、倫理学者の和辻哲郎、推理作家の小酒井不木、歌人の斎藤茂吉など文京ゆかりの文人たちとの交流は、学生時代から生涯続くものでした。 杉田家資料の中には、谷崎潤一郎や小酒井不木、斎藤茂吉らの新発見の手紙も含まれており、収蔵品展で初公開です。なかでも明治42年に谷崎潤一郎から杉田宛に出された葉書は、谷崎の文学上の転換点を示す資料として評価されています。この他にも、近年再評価が進んでいる小酒井不木の学生時代の様子を伝える手紙や、巣鴨病院などに勤務した斎藤茂吉の留学中の心境を伝える葉書など、近代文学史でも重要な意味を持つ資料を初公開しています。
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