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文京区議会議員は、『議論をしない』ぞ!【68/100本目】文京区議会議員選挙まで、33日。

文京区議会議員は、『議論をしない』ぞ!【68/100本目】文京区議会議員選挙まで、33日。

前回に引き続き、文京区議会議員選挙を盛り上げようと、文京区の政策や選挙のことについて、毎日1本ずつ100本ノック!
https://go2senkyo.com/seijika/174551

3月は、文京区議会議員のお仕事について、解説していきましょう!
さて今日は、ここが変だぞ!文京区議会議会シリーズとして、今後変えていくべき文京区議会の古い習慣を書いていきましょう。

▼▼▼文京区議会議員同士は、公の場で議論をしない!▼▼▼
文京区議会には、議員同士が公開の場で議論をする、“討論”を行いません。
正確には、議会のルールブックである例規集には記載があるのですが、行われていません。
では、一体どのように公開の場で議論をするのかというと、もっぱら、議員vs文京区職員、となります。

議員と職員がやり取りをする。
で、次に発言をする議員が、それまでの議論を踏まえて職員とやり取りをする。
ここで、意見の相違を見ることはできますが、お互いの意見をやり取りする機会はありません。

…もちろん、議会が行われる前の時間帯や、“幹事長会”等、記録に残らない会議も多数あります。しかし区民に対して公開されず、後から検証できない場での議論は、重要な話であればあるほど、避けるべきです。

▼▼▼議論の相手方▼▼▼
さて、議論は、vs文京区職員と書きましたが、質問に対して回答する相手は、決まっています。
最も格の高い本会議での一般質問は、区長(教育に関しては教育長)が回答します。

予算・決算委員会で、総括的な説明を受けた後に行う質問(総括質問という)は、部長級が。

それ以外の委員会や、普段のやり取りは、課長級の職員が対応することとなっています。
委員会の議論で行き詰ったり、部全体の質問だった場合に、部長が対応する、あるいは区長が対応する、という場合も稀にあります。

必然的に、普段から議論を行ったり情報提供を受けたりして、最もよく顔を合わせるのは、各事業を所管する課長さん、ということになります。

▼▼▼議員同士が意見をぶつける、稀な機会▼▼▼
そんな文京区議会でも、ごくまれに、議員同士が質疑を行う機会があります。
一つが、「議員提出議案」を審議するときです。
先日、予算委員会で議員提出議案として、日本共産党さんから、区長提出の令和5年度当初予算に対する修正案が出されました。
つまり、区長提出予算には賛成できないので、予算を作り直して提案をしたというわけです。

その中で、『文京区の防災備蓄を1日ではなく、2日分に拡充する』という内容が、目に留まりました。
私は、日本共産党委員に対して、「2日分にするべき根拠として他自治体の事例」を伺いました。
明確な回答がいただけなかったのであまり深い議論にはなりませんでしたが、このような機会を使って、お互いの意見の違いを主張しあうことができるのです。

ところが、残念ながら、今回の修正案にあたって質問したのは、私と澤田委員のみでした。

▼▼▼議会によって違う▼▼▼
文京区議会をはじめとした地方議会は、地方自治法等、一定の縛りはあるものの、独立して運営されています。
そのため、議会によって、やり方は様々です。

いま、手元に資料が見当たらず正確なことは言えないのですが、議員同士の討論がない議会は23区では少数派だったように記憶しています。
この記事をご覧になられた地方議員の皆様、ぜひ、うちの議会はこうだぜ!と、情報をお教えください^^

▼▼▼おわりに▼▼▼
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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