2019年に文京区議会の引退に当たり、勇退議員としてあいさつされたのは、「島元雅夫議員、渡辺雅史議員、宮崎文雄議員、若井宣一議員、渡辺智子議員、藤原美佐子議員」の6名でした。
その皆様の感動的な挨拶、文京区議会の本会議の中で行われたものですから、もちろん会議録として公開されています。
皆さまと一緒に見てみましょう！
2/6人目 「渡辺智子氏」（2019年3月14日）
◯渡辺智子議員 公明党の渡辺智子です。本日は、御挨拶のお時間を頂き、誠にありがとうございます。 本来ならば四年前に御挨拶をしていたところですが、公明党の定年制が初めて延長され、今日に至りました。今日まで、地域の皆様の厚い御支援と議会の皆様に支えていただき、三期十二年、区議会議員として務めることができました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。
女性の代表として、主婦の代表として、そして区民の代表として、立候補して以来、公人としての立場を忘れず、一年三百六十五日、無我夢中で走ってきたというのが実感です。
公明党の大事な原点は、「大衆とともに」の精神です。だからこそ、現場第一主義で、区民の声を聞くことをモットーに務めてまいりました。
特に、青年との懇談をきっかけに、乳がん撲滅を私のライフワークにして、一貫して訴えてまいりました。昨年、発表された成澤区長の文京区がん対策推進宣言を、大変うれしく思っています。
千石、本駒込地域においては、保育を必要としていない家庭内保育をされている方の声を多く聞き、子育てひろば千石やキッズルームかごまちの開設を要望し、実現させることができたことや、児童館の赤ちゃん対応の整備もできました。
千石駐車場の設置や、旧駒込出張所の使い勝手が悪いとの御相談から、現地調査をし、当時、埋蔵文化財の収蔵庫になっていたので、文化財を整備し、現在の消防団本部と地域の倉庫に建て替えることができました。今では、皆様に大変喜んでいただいております。
十二年の間では、家族の闘病生活、その中での在宅介護の経験や悲しいこともありましたが、全て政策提案に取り組むための財産になりました。
私の後任となる候補も決まり、引継ぎをしておりますが、皆様とともに今後の住みやすい文京区をつくる力となり、活躍してくれると信じております。
この間、挑戦してきたラジオ体操指導士、アマチュア無線技士やピンクリボンアドバイザーなどを、今後の地域活動の中で役立つように務めてまいります。
最後になりましたが、これからの文京区議会のますますの発展と、皆様の御健康と御活躍を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。（拍手）
本会議でのあいさつ
本会議の締めくくりに、区長・議長から、勇退議員の貢献を称える挨拶がありました。
長期間にわたり文京区政に貢献された前任期の勇退議員の皆さまに、私たかはまなおきからも、改めて敬意を表します！
成澤区長
先ほど御挨拶がございました、長い間区政に貢献され、今季をもって勇退される議員の方々には、区政に御尽力いただいた、その御労苦に敬意を表するとともに、今後も在任中と変わることなく区政への御指導とお力添えを賜りますことをお願い申し上げます。
名取議長
今期をもちまして御勇退をされる島元雅夫議員、渡辺雅史議員、宮崎文雄議員、若井宣一議員、渡辺智子議員、藤原美佐子議員におかれましては、長年にわたる区政発展並びに区議会の円滑な運営への御尽力に対し、改めて感謝いたしますとともに、これからも健康に御留意され、ますます御活躍されますよう、心からお祈り申し上げます。
2023年の文京区議会議員選挙はどうなる？
2023年の文京区議会議員選挙に当たり、勇退された議員は4名。
松下順子議員、萬立幹夫議員、田中和子議員、こうだ久美子議員でした。
2023年はどのような入れ替わりとなるのか、詳しくはこちらのブログをご参照ください。
