文京区立森鷗外記念館では、開館を記念して特別講演会「学芸の自由を護るために―知友・岩村透と森鷗外―」が開催されます。講師は、東京大学大学院教授の今橋映子氏。明治の知識人たちがどのように「自由な学び」と「芸術の探求」を守ろうとしたのかを、森鷗外とその親友・岩村透の関係を通してひもときます。
学問と芸術の双方に深く関わった鷗外の姿からは、時代を越えて響く「知の責任」と「表現の自由」のメッセージが感じられます。文化や思想が揺らぐ現代において、改めて「学芸の自由」とは何かを考える貴重な機会となるでしょう。
会場は森鷗外が暮らした文京の地。静かな空間で、鷗外の思索や友情の軌跡をたどりながら、知の原点に触れる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
日時:11月8日(土)14:00〜15:30
場所:文京区立森鷗外記念館(文京区千駄木1-23-4)
講師:今橋映子氏(東京大学大学院教授)
定員:50人(抽選)
参加費:1,000円
申込方法:往復はがきまたはメールで①〜④・⑥を明記のうえ送付
〆切:10月27日(月)
くわしくは こちら
◉たかはまなおきからのひとこと◉
鷗外と岩村の友情に、知を守る強さを感じます。
秋の午後、静かに「自由」について考えてみませんか。


