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陣痛〜出産まで②

20:00過ぎに、再び助産師さん登場。
2,3分間隔になったことを伝え、内診へ。
さっきよりも開いてはいるものの、まだ最大の開き具合ではない、ということでそのまま陣痛をやり過ごすことに。
波が来るたびに、ひたすら鼻から息を吸って、口からゆっくりと吐く。
…このあたりから、どんな感じで陣痛のレベルが上がっていったのかイマイチ、記憶があいまいになり始めています。
ただひたすら、陣痛の最中はとけいをみつめて「陣痛は長くても1分…!!」と考えて、深呼吸の回数をカウントしていた記憶しかないです。
何度も助産師さんに「お尻に違和感が…!!」と、訴えるもまだ開ききってないよー、とかわされたような気がします。
そういえば、分娩室の部屋が寒めで、空調がオフでも25℃という環境だったのですが、
この頃はまだ寒く感じていて、ナオキに急遽買ってきてもらった靴下を履いてました。
そして、23:00に2度目の抗生剤の点滴があるため、トイレへ。
23:00点滴をしながら内診すると、
子宮口が最大になったことを、確認。
早ければ日付けが変わる頃にお産が始まると言われて、出産ラストスパートへの希望を見い出す。
…ところが現実は全く甘くありません。(笑)
なかなか、たかしが下りてこない。ヘソ上で動いているのが分かるほど。
この子が下りてこない限り、出産体勢には入れません。。
そして陣痛は相変わらず、40秒ほど。
あれ。クライマックス時、陣痛って1分続くんじゃなかったっけ…?
日付が変わって8/11(土)0時。
たかしはというと…
まだ下りてこない。爆。
助産師さんからも陣痛が来て、お腹が痛い間はいきんでみましょう、とアドバイスされるも、なかなか進んだ感じもせず。
1:00
ゴポッ!という音ともに破水。
破水だと分かっていながら、何故か「漏らしてすいません…。」って口走ったような気がします。(笑)
この時、何故か「破水」→「たかし下りてこない」=「羊水減ったら息できない」→「たかし生命の危機!」とか思って、
焦っていました。
そしてその頃、隣の部屋からも妊婦さんの叫び声が聞こえていたので、「あぁ、隣はもう産まれるんだ…!!」と、私が感激して応援してました。(笑)
そして産科の先生が診察に来て言うには、
「まだみたいだから、もう少し頑張ってダメそうなら、陣痛促進剤を使いましょう」とのこと。
そうなんです。
最初は順調だったにも関わらず、子宮口開いてからの陣痛が勢いづかず、陣痛微弱になっていました。
そして2時頃に、陣痛促進剤を入れることが決定。
そこで、23時から一度もトイレに行ってないことを思い出す。
膀胱に尿が溜まると、胎児がなかなか下りてこないそうです。
なので、トイレに行くことに。
が、陣痛でお尻が刺激されて、それをやり過ごすことに精一杯で、
どうにも出ない。
なので、諦めて導尿することに。
産科の先生がインフォームドコンセントのため、陣痛促進剤の作用や副作用について書面で説明。
正直、陣痛で痛いし、しかもさっきまで陣痛が来たらいきめ、とまで言われていたのに、「説明中はいきむ訳にはいかない…!!」とか思って、深呼吸でやり過ごしている間が苦痛でした。
流石に書面のサインはナオキにお願いしました。
でも間違えて自分の名前を書いちゃってたようです。(笑)
そして3時頃に1回目の促進剤を投与。
すぐに効くのかと思っていたら、
30分かかるとのこと。
3:30
今まで座っていた診察台を分娩仕様に変更。
効きが甘いので、もう少し追加することに。
4:00頃?
子宮口からたかしの頭が見え始め、
ここで、助産師さんから
「いきむのストップしてください」とかいう無理を申し付けられる。(笑)
鼻から息を吸って、ハーでやり過ごすことに。
で。産科の先生登場。
産科の先生が来たので、準備オッケーということで、「いつでもいきんで大丈夫です!」と言われて、
いよいよお産クライマックス。
ところが。
別の助産師さんが登場。
「隣の方が早めに出てきそうです。」
「え、そうなの?じゃあそっち行くか」
どうやら、お隣さんはリスク妊婦さんだったそうで、今まで付いてた助産師さんもチェンジすることに。
ええええー。
でも、こっちだって早く出しちゃいたいので、そのまま続行。
陣痛の波に併せて、鼻から息を吸って、息を止めていきむ。を2セット。2回目の方を長めにいきむ。
その後は赤ちゃんの酸素補給のためにゆっくり深呼吸。
出てきそうな気はするものの、なかなか出てこない。
助産師さんからも3回いきみましょう、との指示。
何度か繰り返すと、ようやく…
…何かはさまってる!?!?
たかしの頭が挟まってました。。
「赤ちゃんも挟まってると苦しいから戻しますよー」と、どうやってか、ちょっと戻される。
でも、もう出したい!という気持ちで次の波で、もう一度挑戦。
また、たかし挟まってる!
もう出てくれぇぇ!という思いで更にいきむ。
そこで助産師さんから「もういきまないで、傷が広がるとかなんとかストップをかけられる。
が、だって痛いけどまだ出てないじゃん!もう出ちゃうよ!!と、何故か助産師さんと攻防。(笑)
今思えば、頭の一番大きいところが既に出てたんだと思われます。(笑)
深呼吸したところで、
下から泣き声が。
8月11日(土)4:30
たかし、女の子として出生。
体重:2564グラム
そして、たかしが出生した直後、先生帰還。
「え。こっちも産まれたの!?」
本当に同タイミングで産まれたらしく、出生時間も同じだそうです。
…で、皆様お気づきの通り、裂けました。しかも何ヶ所か。(笑)
局所麻酔でチクチク縫ってもらいました。
痛いけれども、無事に出産できて本当に良かったです。
立ち会ってくれたナオキにも本当に感謝でいっぱいです。
徹夜で眠かったのにも関わらず、よくこんな私のサポートをしてくれたなぁ、と思います。
立会い出産のなかった親世代ってすごい!!
お腹にいる間も可愛い存在でしたが、産まれて実物を見ると更に可愛いです。
これからは夜が戦いの日々ですが、マイペースに頑張ろうと思います。

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