27日目、キムチキムチキムチ

ビビンパを食べるためだけに、その発祥の地、全州まで行く。9時発のKTXでお昼到着。
気温についてはガイドブックにも書いてあるし、わざわざ書くまいと思っていたが、寒い。9時だからもう暖かいかなぁ、なんて思ったら大間違い。寒いどころか雪がちらついていた。気温は間違いなく氷点下。この時期のソウルは、一日中氷点下の日も多いそうだ。そこにインドから上着も持たずにヒョコヒョコと来てしまったものだから寒くて仕方ない。持っている衣類は全て着込んだ。その上から分厚いストールを巻いている。昔の映画に出てくる旅人スタイルが完全に韓国では浮いている(韓国人はやたらとオシャレだから恥ずかしい!)が、寒さに耐えられないから仕方ない。
全州では40年の歴史を持つというビビンパ店へ直行。タクシー代をケチってバスにしたが、肝心の目的地が漢字とハングルの発音とで違うためわからない。ビビった結果、かなり手前で降りてしまって歩く羽目になった。いい運動ができた、と前向きに考える。石焼きビビンパはこの地方では邪道なそうで、ユッケビビンパを注文した。
韓国でなにか頼むと、メインの料理の他に何皿もキムチが付いてくるからありがたい。僕は両親の躾が良いせいか、どうしてもいつもその小皿を残せずに完食してしまう。油断していると、「あらあら、この人やたらキムチが好きなのね」と、おばちゃんが継ぎ足しに来るから気を抜けない。昨日からジワジワと腸が痛いのは多分そのせいだ。
3日目にしてやっと時間に余裕ができたので、韓国式サウナに入った。と言うか、今まさにサウナの中で日記を書いている。日本人も何人かこの施設を利用しているようで、2つ隣のおばちゃんが、さっきからひっきりなしに「暑い、もうだめ」と独りで呟いている。そろそろ日記を書き終えるが、まだ言っている。

・朝食
コーヒーW400
・昼食
ビビンパW12000
・夕食
タン(モヤシのスープ)W4000
ポテチW1200
マッコリ酒1リットルW1000
・宿泊
シロアムサウナW11000
・支出
地下鉄W2000
バスW2000
フェルメール「真珠の首飾りをした少女」がデザインされていたので思わず買った高いコーヒー牛乳W2200
参考:W1(1ウォン)=およそ¥0.7です。
つまり、W1000を支払った場合、日本円で¥70の
価値があるということです。
この旅日記は、高浜直樹が2008年の11月~
およそ1ヶ月間かけてインドを旅した記録です。
そのため、リアルタイムで旅をしている
わけではないことをご了承ください。

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