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<28日目(9月12日)快晴、イタリア・コルトーナ⇒アッシジ>

イタリアの簡素な朝食にはどうもなじめないが、
窓からいい日差しが入ってきた。
気持ちよく走り出せそうだ。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
“道”としてあり得ないような急坂を下ることから一日が始まる。
空は見渡す限り青。
そのまま一気に梺の国道まで下る。
下りはとにかく最高の気分だ。
朝から下りなんて罰当たりだなぁ
などと無用な罪悪感すら抱いてしまう。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
今日向かうアッシジまでは近いので、ゆっくり走る。
コルトナの町から湖が見えたのだから
急いだら昼には着いてしまうだろう。
両側にオリーブ畑が、遠く右のほうには湖が広がる、
細い田舎道を自分のスピードで走り続ける。
昨日も見たはずなのに、なぜか嬉しくなる光景。
日差しはなかなか厳しいが、やっぱり自転車で来て良かった。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
ペルージャのピザ屋で1枚ぺろりと平らげたまでは
最高な気分だったのだが、それから町の中心に入っていってしまい迷う。
しかもただ分からないだけでなく、ひたすら坂を上らされる。
この辺は丘の上に町があることが多いようだ。
城や要塞があったなごり…だろうか。
ペルージャをやっと抜け、“アッシジ”と
書いてある標識を辿っていけば良いはずなのだが、
そうすると自動車専用道の入り口まで連れて行かれてしまう。
この国は自転車に優しくない。
こんなことが何度もあるうち、気づくと迷っていた。
きっと目の前の山にある町がアッシジなのは分かっている。
でも道がない。
それから先は説明できないほど走りまくった。
目の前の山を目指していろいろな道を、
ショッピングセンターの駐車場すら走った。
1時間ほど迷ッた後アッシジへ向かう道をやっと見つけ、坂を上る。
昨日と同じような上り坂だが辛いものは辛い。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
YHに荷物を置いてそこからまた坂を上る。
時速10kmに満たない速度で30分ほど登り続けると、古い城塞に出る。
入場料は目白大の学生証を見せて2.5ユーロだった。
いまだに、「国際学生証でなければダメ」といわれたことはない。
景色は言うまでもない。
ただ、この感動を誰かと分かちあいたい。
一人で記念写真を撮りながら強く思った。
急坂を一気に下り、YHに戻る前にジェラートを食べる。
上からケーキ、いちじく、プリン味。
明日また食べる。
観光地でアイスを一人ペロペロなめる寂しさにはもう慣れた。
ちょっと成長した自分。
夕食はYHで、ここは全員そろってから食べるルールだそうだ。
同席したカップルが気を使って話しかけてくるのだが、
イタリア人はやはり英語が話せない。
それでも出身地やら、好きなスポーツやらの話をした。
彼らはサッカーが好きで、パルマがどうのこうの
言っていたので中田の話をしたらえらく興奮しだした。
あまりにもナカタナカタ言ってくるのでちょっと引いた。
でも、誰かと食べる食事は楽しかったし美味しかった。
空は青を保ったまま夜になり、星が数え切れない。
走行距離
99.0Km
合計走行距離
1907.01Km
平均時速
16.2Km/h
最高時速
60.6Km/h

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