<11日目(8月26日)晴れ、ドイツ・ケルン⇒コブレンツ>

起きて朝食をとってみると、やはり昨日
ケルン大聖堂に登っておけば良かったなと後悔した。
この気持ちを日本に持ち帰っても仕方がないので、
急いで支度して大聖堂に向かった。
入場料を払い、509段だったか、ひたすら登る。
てっぺんまでギッシリと落書きがあり、
たまに日本語を見つけると情けない気分になった。
上からの景色は期待通りすばらしい。
しかし、遠くよりも、すぐ目の前にある
“塔の先っぽ”の装飾が手抜きされていないことに感動した。
何百年も前に作ったときは今みたいな機材もなく、
観光客は入れなかっただろうに。
作った人の神様への思いがこんな見事な“塔の先っぽ”を作ったんだろう。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
階段を下りた頃にはいい具合に汗をかいていて
右膝もギシギシ言っており、
これから100km先まで行くぞという朝の決意が揺らぐ。
そんな葛藤を演じつつライン川をひたすら遡る。
日曜日だからか、川沿いの公園は人が多くて走りにくい。
自転車道には日本一周できそうなほど
荷物を積んだ自転車がたくさん走っていて、なんだか心強い。
おそらく誰かの所有物だろうが、暖かくて気持ちよさそうな
船着場が川の上に浮かんでいたため、昼飯をとることにした。
船がそばを通るたびに大きく揺れて面白い。
いつものように、YHの朝食に出てくるパンとハムを失敬してきたのだ。
こっちのパンはいろいろな実が入っていてとてもおいしい。
こればかりは見つかって怒られたとしてもやめられない。
ライン川に他の川が合流する場所がちょっとした
公園になっており、やたらと多くの人でごった返していた。
いかにも休日っぽい雰囲気あり、そこにいるだけでなんだか楽しい。
日曜日と言えば、ドイツではスーパーから何から、
ほとんどの店が休業している。
キリスト教の信者が多くいることに加えて、
休日は休むようにと法律で定められているそうだ。
不便なことこの上ないが、知っていればそれほど困らないかもしれない。
ドイツ人たちが皆自転車に乗って、
そろって公園にあふれ出すのも無理はない。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
YHにもう行きたい時間だったが、
ネカフェを見つけてしまったのでスカイプとブログの更新をした。
ブログ、といっても、日本語の読み書きができないので
専らローマ字で今日泊まるところを書く程度だ。
YHは山の上にあるとガイドに書いてあったが、
本当にちょっとした登山であった。
登りきると城があり、その中にあるYHに今夜は宿泊する。
ちょっといい気分だ。
ぎりぎりで夕食の時間には間に合わなかったため、
ジャムパンが今夜の食事となってしまった。
スーパーがないおかげでビールすら飲めず、部屋でパンをかじった。
食後、まだ明るかったので散歩に行くと、abba(アッバ?)
というなんか聞いたことがあるバンドがライブをしていた。
アイスを食べながら遠巻きにタダ見を楽しんだ。
南下するにつれて夕暮れが早くなってくる気がする。
夕暮れ時は、寂しい。
走行距離
22.11Km
合計走行距離
589.4Km
平均時速
18.0Km/h
最高時速
35.7Km/h

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