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19日目:ホールに変身する議場

北海道網走郡大空町の議場

文京区同様に多くの自治体では、本会議を開催する議場は議会のためだけに使用しますが、年間数十日しか使用していません。
せっかくの立派な議場だからこそ、より有効な活用ができないかと調査し、30年以上前から議場の有効活用に取り組んでいる大空町議会の議場を見せていただきました。
ご案内くださいました大空町議会事務局長並びに職員の皆様、ありがとうございました。

町庁舎建設の際に、ホールと議場を兼用する設計

大空町庁舎の1階に議場があり、議会開催時以外は、スイッチで自動的にホールに変わります。ステージに当たる位置に議長席があり、操作をすると自動的に床が沈み込み、議長席を出したり、フラットな舞台になったりします。
また、後方の壁からは100名以上入る観客席が繰り出してきて、ピアノの発表会や催し物、成人式などの会場として活用されているとのことでした。

これは、30年ほど前に、大空町(旧女満別町)庁舎を建てる際に兼用できるよう設計されたそうで、当時としてはかなり画期的な事例で全国各地から視察が多数訪れたということです。

議会を住民の方が使うことのついて懸念はないか

いくつか質問をした中で最も気になっていたのが、議会に住民が入ることに対する懸念、また議論がなかったかどうかです。
これについては、現地でひと目見てわかりました、議場を住民の方に貸し出す、という先入観でいたのですが、実際のところは、ホールで本会議を開催できる(ように見える)設計になっていたのです。
議場が役所の玄関を入って正面にあるのも、動線とセキュリティ上の都合でした。

もう一点、 住民の予約が入っている場合に緊急招集する議題が生じた場合にどう対応するかについては、あくまでも議会のために使用する議場であるため、議会が優先されることを理解して申込みをしていただくとのことでした。
ただし、今まで30年間で一度もキャンセルとなったことはないそうです。

文京区議会で議場の有効活用を図るには

大空町とは違い文京区議会の議場は、本会議のために作られているので、コンサート会場として使用することはできません。
ただ、演台や議員用の机、全てが税金で作られた設備です。
地下鉄駅直結のこの立派な施設の有効な活用を、引き続き検討していきたいと思います。

ちなみに

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本視察は、文京区議会事務局を通じての正式な訪問だったため、家族は近くのオホーツクシマリス公園で過ごしていてもらいました。
おかげで、議場視察の他に、近隣の町議会が抱えている議員の担い手不足や大空町が抱える女満別空港の運営問題、また昨年の大規模停電の被害についてなど、情報交換をさせていただくことができました。
大空町職員の皆様、お忙しい中誠にありがとうございました。

大空町役場
北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番1号


2019夏のまど@北海道

子どもたちを連れて、家族の時間も大切にしながら
ノマドワークの旅、毎年恒例「夏のまど」に出発!

今年のテーマは防災と子育て

今年は、「震災遺構から学ぶ」、「自然とともに子育て」を
テーマに、車で北海道を移動しながら、各地を視察しています。
ちなみに、文京区議会議員の仕事の一環として過ごしていますが、
区議に支給されている政務活動費は、この期間中1円たりとも使用していません。

これまでの夏のまど

2015年から毎年8月は、家族とともに東京を離れて旅をしながら仕事をしています。

  • 2015年、熊本県・鹿児島県
    大野勝彦美術館、知覧特攻平和会館
  • 2016年、四国一周
    お遍路、うどん巡礼、よさこい
  • 2017年、島根県津和野町・広島県
    文京区との姉妹都市津和野町、原爆平和記念式典
  • 2018年、宮城県気仙沼市・岩手県盛岡市・紫波町・遠野市
    NPO法人ピースジャム、遠野のわらべうた、OGALプロジェクト
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