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勇退される文京区議会議員、最後のあいさつ 4/6人目 「宮崎文雄氏」(2019年3月14日)

2019年に文京区議会の引退に当たり、勇退議員としてあいさつされたのは、「島元雅夫議員、渡辺雅史議員、宮崎文雄議員、若井宣一議員、渡辺智子議員、藤原美佐子議員」の6名でした。

その皆様の感動的な挨拶、文京区議会の本会議の中で行われたものですから、もちろん会議録として公開されています。
皆さまと一緒に見てみましょう!

4/6人目 「宮崎文雄氏」(2019年3月14日)

◯宮崎文雄議員

今日は、私たちにお話をできる機会を与えてくださいまして、ありがとうございます。
私が政治家になると、まず最初に新風鬼の会という大変怖い会を作りまして、心を鬼にして議会に物を言っていこう、そういうことから始まりまして、まず最初に何をやったかというと、定数削減、そして、職員を削減すること。
当時、議員は定数が四十名だったんです。それで、職員は大体二千二百人ぐらいいたんですよ。
人口は十七万人ちょっとぐらい。そのときにみんなで請願を出しました。

当時の区長は、そのときは遠藤さん。それで、議長が煙山さんかな。
当時の議員の方々から、何でこんなことをやるんだよと言われまして、我々をどういうふうに見ているんだと言われましたけれども、やはり隗より始めよで、まず定数を削減していくことが必要ではないかということから、そのことをずっと説得しまして、何と二人減らしたんです。
まだ僕は議員になっていないんですよ。
それで、本当は一割、四人減らしたかった。
それでは、お前が出ろということで、私が議会に出て、紹介議員になるということで出るような羽目になってしまいました。

そういったことから、何と二十年、やるようになってしまいました。都議会議員選挙に出たときに落ちましたので、二年ぐらい、少し間が空いております。
その間、いろいろと勉強させていただきました。
私は、最初は二期、無所属でやるんですよ。
そうしましたら、三期目のときに、私は無所属で自民党の会派に入るんです。
自民党・無所属クラブ。会派は五人しかいなかった。今から比べると、今は自民党はこんなにいるけれども、当時は本当に少なかった。
それで、私と田口さんが公認で出るようになった。自民党に入り、二期、自民党でやりました。

そういった中で、私は、自民党にいたとき、幹事長をやっていないんですよ。
それからも、今の会派でも、幹事長は渡辺さんにお願いしている。
そういった中で、私は、これからも、自分の考えることをきちっとやっていきたいなと思っております。
鳩山由紀夫さんと一緒にやっている友愛政治研究会。
これはどういうことをやっているかというと、まず平和主義で、九条を守っていく。
それから、原発反対。
それから、やはり沖縄の問題も反対していこうということと、何と、最低賃金を千五百円にしようと、そういうことを要望している。
やっぱり、最低賃金を上げることによって経済を活性化するという考えなんですが、そういうことをこれからもやっていきたいなと思っております。

皆さん方も、これから選挙もあると思いますけれども、自分の考え、それをあくまでも通すということが必要ではないかなと思っております。
皆さんが頑張って再び私と会えるときを期待して、私の挨拶とさせていただきます。(拍手)

本会議でのあいさつ

本会議の締めくくりに、区長・議長から、勇退議員の貢献を称える挨拶がありました。
長期間にわたり文京区政に貢献された前任期の勇退議員の皆さまに、私たかはまなおきからも、改めて敬意を表します!

成澤区長

先ほど御挨拶がございました、長い間区政に貢献され、今季をもって勇退される議員の方々には、区政に御尽力いただいた、その御労苦に敬意を表するとともに、今後も在任中と変わることなく区政への御指導とお力添えを賜りますことをお願い申し上げます。

名取議長

今期をもちまして御勇退をされる島元雅夫議員、渡辺雅史議員、宮崎文雄議員、若井宣一議員、渡辺智子議員、藤原美佐子議員におかれましては、長年にわたる区政発展並びに区議会の円滑な運営への御尽力に対し、改めて感謝いたしますとともに、これからも健康に御留意され、ますます御活躍されますよう、心からお祈り申し上げます。

2023年の文京区議会議員選挙はどうなる?

2023年の文京区議会議員選挙に当たり、勇退された議員は4名。
松下順子議員、萬立幹夫議員、田中和子議員、こうだ久美子議員でした。

2023年はどのような入れ替わりとなるのか、詳しくはこちらのブログをご参照ください。

【文京区議会議員選挙】 2023年文京区で予想される『挑戦者』は何人?候補者まとめ

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