震災ボランティアのため、熊本県に来ました
文京区議会では、災害対策委員会の副委員長を務めており、だからこそ、災害が起きたときに実際の現場では何が起きているのか、自治体や支援団体がどのように対応しているのかを、現場に足を運んで見聞きし、文京区の災害対策に生かしていくことは、私の大切な仕事の一つだと考えています。
車で1200km、14時間ほどかけて熊本へ
初日の今日はひたすら移動です。
しかし、被災地に近づくにつれて、ニュースや映像で見ていたものとは違う、「現場に来たからこそ分かること」が少しずつ見えてきました。
八代インターを降りたのは、夜10時ごろ。
高速道路は、八代市に入ったあたりから速度制限が厳しくなり、仮復旧されている区間もありました。
道路を走っていると、腰に衝撃を感じる段差の場所も増えてきました。

歩いて繁華街へ
軽自動車を巻き込んだまま崩れている神社や、ひび割れた舗装など、地震の爪痕がそのまま残っている場所が目に入ってきます。
崩れた外壁などを集め、一か所に山のように積み上げている場所もありました。
臨時休業している店舗も多く、普段とは違う街の雰囲気がありました。
そんな中、ようやく見つけた、午前0時過ぎまで営業しているお好み焼き屋さんに入りました。
こじんまりとした、清潔感のあるお店でした。
店主のご夫婦から、自身の体験を伺う
前回の熊本地震のときは、「ゴー」という音が先に聞こえてきた。ところが今回は、「ドン」という衝撃が先に来て、とても驚いたそうです。
また、震度2や3程度の揺れでは、以前ほど驚かなくなってしまった、というお話も聞きました。
それだけ、この地域の方々にとって地震が身近なものになっているのだと思います。
そして、今は清潔に整えられているそのお店も、地震直後は「足の踏み場もない」ほどの状態だったそうです。

こうした話は、ニュースの数字だけでは分かりません。
震度いくつだったのか。
どの建物が壊れたのか。
どれだけの被害が出たのか。
もちろん、それらの情報も重要です。
しかし、実際に現地の方から話を聞くと、その数字の向こう側にある「暮らし」が見えてきます。
今回の移動だけでも、道路の状況、建物の被害、ライフライン、街の営業状況、そして地域の方々の地震への受け止め方など、現地に来なければ分からなかったことがありました。
だからこそ、私は災害の現場に足を運ぶことが大切だと考えています。
明日の活動は、子どもの居場所
子ども防災活動をされている友人のかーびーさんに、熊本で防災や子どもの居場所づくりに取り組む活動とつないでいただきました。
そのご縁から、活動先も無事に決まりました。明日は、子どもの居場所や子育て支援の現場を訪れます。
そして3日目には、宇土市の災害ボランティアセンターを通じて被災家屋でのボランティア活動にも参加する予定です。
今回の熊本での活動は、単なる「被災地でのボランティア体験」ではありません。
災害対策調査特別委員会の副委員長として、現場で何が起きているのかを自分の目で見て、当事者の方々から話を聞き、そこで得た経験を文京区の災害対策にどう生かせるのかまで考えていきたいと思っています。
これまでも、能登半島地震や福島県、千葉県での水害など、災害が起きた地域へボランティアとして足を運び、学んできました。
この発信を通して、読んでくださった方にも、
「もし文京区で災害が起きたら、自分には何ができるだろう?」
と、少しでも考えていただくきっかけになればと思っています。
最後に。
今回4日間家を空けることになり、妻が在宅勤務に切り替えて家庭を支えてくれました。
普段から夜遅くまで仕事をしている中で、予定を調整して送り出してくれたことに、本当に感謝しています。
家族の支えがあるからこそ、こうして安心して現場へ向かうことができます。
明日から、いよいよ現地での活動が始まります。
現場で何が起きているのか。
そこで何を学び、文京区に何を持ち帰ることができるのか。
一つひとつ、自分の目で確かめてきたいと思います。
※写真はAIイメージ、または加工しています


