文京区議会の活動報告

視察

文京シビックセンターの裏方を覗いてみた

知っていました?
文京区役所には、ヘリポートがあり、有事の際に着陸ができるのです。
新人議員有志で、文京区役所=シビックセンターの視察会を開催しました。
案内してくださった職員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

中央制御室

まずは、地下1階の中央制御室。
正規職員だけで1700名、非常勤職員や来訪者を含めると数千人が出入りする文京区役所、シビックセンターの設備と安全を管理しています。
エレベーターや防災設備だけではなく、空調、防犯カメラといった、建物としての「文京区役所」を守っています。
今まで火災の発生はないとのことですが、警備担当の職員さんは、急病人等の対応で出動することが多いとのこと。

エレベーターの監視盤


16台!のエレベーターを一括で監視しています。

1台設備されている非常用エレベーターは、自家発電で稼働する設備が整っています。
大震災&停電が発生して避難が必要な際には、エレベーター1台だけでは車いす等サポートが必要な方の避難にかなり時間がかかるかもしれません。
15階に防災センターが設置されていることもあり、災害時のスムーズな移動に支障がないか、調べる必要がありそうです。

地下4階の巨大な機械室

保安上重要な設備なのでモザイクをかけています。

続いて、地下4階の機械室に進みます。 セキュリティ上重要な設備が多いため、普段の入室は厳しく管理されています。
また、一般の方が出入りする場所ではないため、入り口が分かりにくくなっているのも印象に残りました。

単位が中二病な冷房設備

正面にあるのは270冷凍トンの冷房設備
「0 ℃の水1トンを、24時間で0 ℃の氷に相転移させることができる」 能力のことを、1冷凍トンというそうです。
つまり、24時間で270トンの氷が作れる!
しかもそれが複数台ある!
…という、何やら中学生だったあのころ妄想していたような、懐かしいような巨大装置です。
このフロアには、 冷房のための冷凍機や、ボイラー、受水槽、受電装置など、巨大な設備が詰め込まれていました。

40秒で復帰する非常用電源

2台のディーゼルエンジンが出番を待っている。

非常用エレベーターや防災センターなど、文京区役所の重要な機関を止めないようにするのが、重油ディーゼルエンジンの自家発電設備です。
停電になった際には自動で作動し、およそ40秒で区役所の電源が復旧するように設計されています。
いざという時のために、ずっとここで出番を待っているのだなと、頼もしく感じていましたが、、、
実際は毎月、試運転をして動作を確認しているとのこと。
見えてないところで、たくさんの方が施設の安全を守ってくださっています。

26階よりさらに上、ヘリポート!

長くなりました。
ヘリポートについての記事は、また明日。

文京区役所屋上ヘリポート
※7月27日夜に公開されます。

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