同じ山小屋の人と一緒に、４人で縄文杉を目指す。
一つ峠を越える白谷雲水峡登山口からのルートは、
トロッコの線路が続く荒川登山口からよりも難易度が高い。
と、白谷雲水峡まで来て初めて知った。
若干後悔しつつ、日頃の運動不足を嘆きつつ、
山小屋から４時間かけて登り、
５時間かけて下る。
ぶ厚い苔が辺り一面に生えており、
触るとフカフカする。
『もののけ姫』の世界そのままに見えた。
ずっと雨だったため、
殆ど写真を撮ることができなかったのが残念。

登ってくる人に道を譲ろうとして、登山道から落ちた。
ちょうどいいところに木の枝が伸びており、
足が引っ掛かったおかげで助かった。
川まで急な斜面になっており、
僕が体を張って譲った女性は顔をこわばらせて立ちすくんでいた。
縄文杉は、背筋がゾクッとするような
ドッシリとした風格を持っており、
長時間かけて登ったかいがあったと思わせてくれる。
うまく表現しきれない感動。
とにかく、来て良かった。
帰り路は疲労もピークに達した。
途中で何度も限界を訴え、一緒に歩いた仲間には大変ご迷惑をかけた。
やっとこさ下りきってバス停に着いたときの感動は、
縄文杉に出会えた感動をも上回った。
そんな一日。
頑張った自分逹への褒美に、
今夜は４人で「宿」に泊まる。
・夕食
焼き肉
・宿泊
旅情の宿
・走行距離
0km
・走行時間
約0時間
・給油量
0.0L
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バイク日本一周旅日記ですが、
実はリアルタイムではありません（すみません！）
2008/08/04～2008/09/13まで、
約一ヶ月間の旅行の記憶です。
季節には合っていませんが、どうかお楽しみください。
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