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8日目、ガンガーに包まれた

モンちゃんと6時にガンガーで待ち合わせ。沐浴をするためだ。まだ日は登っておらず、薄暗い上に寒い。お互い覚悟が決まるまで、しばらく川沿いをうろうろした。夜明け前とは言え既に多くの人が沐浴をしており、一番人が密集している、つまり水温が上がっていそうな場所を選んだ。これから始めようとするおっちゃんを捕まえ、やり方を教えてもらった。まず額に水をかけ、胸にかけ、次に、ドボン!いきなり脳天まで水に浸かったのでびっくりした。ワンテンポ遅れて真似をした。ガンガーの水は、うんこ臭かった。
沐浴の後は彼とボートに乗り、河の中央で再び泳いだ。久しぶりにバタフライをした。思っていたほど流れはきつくないが、ボートから離れるのは危険だと感じた。泳ぎ終えたが全くうんこ臭くない。さっきのは、何だったのだろうか…。
荷物をまとめてマニカルニカガート(火葬場)の近くにあるモンちゃんの宿に移動。ダブルベッドをシェアするため少々窮屈だが、安いから良し。
紅茶屋で紅茶をたくさん買った。どこへ行ってもも自分の店がベストクオリティーだと自慢げだが、実際はわからない。ベストがRs160のインド人が買う店とRs800の外国人が買う店で、果たして茶葉の質はどちらが上なのだろう。一概に図りかねるのが、インドなのだ。
夕食の後ガートへ行ったらお祭りになっており、タリー(カレー)が無料で食べられるというので参加してみた。食事がとれずに飢え死にする人がたくさんいる一方で、金持ちな日本人が飛行機でやって来てタダで飯を食う。こんなのフェアじゃないよな、と思った。
・朝食
チャイとパンRs15
・昼食
タリーRs15
・夕食
昨日と同じジャガイモカレーRs39
タリーRs0
・宿泊
ミシュラゲストハウスRs100
・支出
ダージリンRs80×4
ニルギリRs65
カルダモン50gRs60
参考:Rs1(1ルピー)=およそ\1.8です。
つまり、Rs100を支払った場合、日本円で\200弱の
価値があるということです。
しかしながら、日本とは物価水準が大きく違うため、
感覚的にはRs100=\1000くらいと考えていただければ
現地人の価値に近づくと思います。
この旅日記は、高浜直樹が2008年の11月~
およそ1ヶ月間かけてインドを旅した記録です。
そのため、リアルタイムで旅をしている
わけではないことをご了承ください。

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