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<5日目(8月20日)曇り、オランダ・ロッテルダム⇒ルーセンダール>

8時起床。
早めに行動したいので早めに飯をすませ、
出発の準備を整えるが、気づくと雨。
・・・再び気分が重く沈む。
昨日に引き続き、「LF2a」を探す。
道はすぐに見つかった。
どんよりとした曇り空の下、標識だけを頼りに
ベルギーのアントワープを目指すのは簡単ではない。
途中、標識が船着き場まできて途切れていて驚いた。
標識は、川の対岸を一直線に指している。
(船に乗れということか・・・・?)
周りにいたお年寄り3人に訊きまくったが、皆言うことが違う。
よく分からないので詳しく教えてくれ!
と少々イラつきながら尋ねると、
「今、出航したのが対岸への船よ」と教えてくれた。
もっと早く言ってほしかった。
次の船は1時間後だという。
がっかりした。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記-07883.JPG
困っていると、また別の人が話しかけてきて、
「次の船なら近道よ」と教えてくれた。
乗ってから気づいたのだが、教えてくれた人たちはきっと、
近道を教えようとしてくれたのだと思う。
自分の語力がないばかりに、少々失礼なことをしてしまった。
昼過ぎてもまだ、ロッテルダムから30kmしか
走っていないことに気づき、焦った。
そうしているうちに、再び雨が降ってきた。
突然の雨に農家の軒先で雨宿りをしていると、
優しいおばあさんが出てきて暖かいスープを飲ませてくれる。
ちょっと大きいジャガイモをほお張ると、
口いっぱいに新鮮なミルクの香りが広がる・・・・
そんなベタな図式を想像しては独りでワクワクしていたわけだが、
残念ながら土砂降りの雨が降り出したとき目の前にあったのは、
高速道路の高架下だった。
雨宿りをしていると、僕に向かって
虫がワンサカ集まってきて不気味だった。
少々大きな街まで来たとき、既に17時を過ぎており、
アントワープまで60kmという表示を見て愕然とする。
平均時速20kmで止まらずにこぎ続ければ
20時までにたどり着くだろうか…そんなことは無茶だ。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記-07888.JPG
駅の公衆電話から、隣町のYHを予約する。
もちろん英語だ。
隣町のYHまでは往復で電車7ユーロとバス4ユーロ、
YHは一泊26ユーロ。
アントワープまで電車で行ってしまうと、
28ユーロ+自転車が6ユーロ、宿は14ユーロだという。
どっちが得で効率が良いのか・・・これには非常に迷った。
この町に自転車を置いて37ユーロか、
42ユーロで自転車ごとアントワープまで行って
翌日のんびり観光するか…考えているうちに、
この町で宿探しをするという当たり前な名案が浮かんだ。
すぐそこの角に一泊90ユーロもするホテルがあり、
そこのホテルの支配人が安いホテルを教えてくれた。
朝食付き、個室に泊まれて30ユーロならばそう悪くはない。
宿に荷物を降ろし、まだ19時前だったので町に出る。
ふつう日本人なら“アメリカっぽい!”と思ってしまうような
巨大なスーパーが近所にあった。
“代官山”などでべらぼうな高値で取り引きされていそうな
チーズやハムがふつうに売られており、あちこち見て回っても飽きない。
夕飯とビールを2本(一本あたり約80円!
種類も非常に豊富。)買って宿に戻った。
少しずつ、毎日違う宿を探す面倒な生活に慣れてきた。
それにしても、静かでいい夜だ。
“この町が気に入った”こう表現したら気取りすぎだろうか…
走行距離
73.06Km
合計走行距離
318.4Km
平均時速
18.8Km/h
最高時速
59.1Km/h

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