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<30日目(9月14日)晴れ、イタリア・ローマ>

朝食も松本君と一緒。
彼とは本当によく顔を合わせる。
食べ終わってコーヒーを飲んでいると、
「英語話せますか」と
日本人女性が話しかけてきた。
英語は松本君が話せますよ
と若干逃げ気味で対応していると、彼女の友人がロストバゲージ
(飛行機に預けた荷物が紛失)で困っているという。
松本君が電話をかけてみるが、
残念ながら回線が混み合っていて繋がらず。
いろいろと解決策を練ってみたが、
結局空港まで直接行って話をすることになった。
力になれなくて残念。
YHをでて、ローマ南駅へ向かう。
明後日はここから空港に向かって出発する予定だ。
川沿いの道を…ガタガタでゴチャゴチャな
道を南に進み、橋を渡ると駅だ。
道は簡単だが、10km離れているため30分はかかる。
これだけ走らされる上にそこから空港まで
乗車賃15ユーロとられるのだから、どうも腑に落ちない。
無事にチケットを買い、近くにある「真実の口」へ向かう。
世界的に有名な割に、辺りは非常に地味でわかりにくい。
やるまいとは思っていたが、並んでいた順番が来ると
どうしても手を入れて写真を撮りたくなる。
口に手を入れて撮った最高に笑顔の写真は、
後になって見返すとちょっと寂しい。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
フォロロマーノという、
古代ローマの中心だったという遺跡をみる。
円柱だとか凱旋門だとか「へぇ」と
思うようなものもあったが、「へぇ」以上の感動はなかった。
その隣にあるのがコロッセオ。
古代ローマの闘技場で、剣闘士の殺し合いや
猛獣との戦いといった生々しい催しが行われていた場所だという。
中に入るのは9ユーロかかるのでやめた。
外側をぐるりと一周してみたが、かなり大きい。
なんか横浜スタジアムに似てると思った。
こんなのが2000年前に作られて残っているというのが信じられない。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
昼になり、ルッコラが乗ったマルゲリータピッツァを食べる。
早い話がピザだが、こっちでピザと発音すると逆に恥ずかしい。
日本人同士で話していてもピッツァと言ってしまう。
日本で言うと恥ずかしいのに。
ミケランジェロが「天使の設計」だと称えた
パンテオンは世界最大の石造り建築だそうだ。
入った瞬間目が眩み中の暗さに戸惑うが、しばらくして目が慣れると、
天窓からの明かりで周りの装飾や彫刻が立体的に浮かび上がる。
いかにも神様の場所だ。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
トレビの泉は定番中の定番。
ガイドブック通りの情景で、
“来た”とは思うがそれ以上感じるものはない。
後ろ向きにコインを入れると再びローマを訪れることができるらしい。
やろうとしたが、投げ込んだ後の虚しさを想像してしまい足がすくんだ。
ローマにはもう来られない。
虫取り網で金を失敬する男と、
それを見張る警察官とのイタチごっこが見ていて面白かった。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
おみやげを探す。
ちょうど日本を出国する数日前に
妹が財布を洗濯してくれたので、
ボロボロになった財布を買い換えようと思っていた。
しかしなかなか気に入った物がない。
イタリアだからといってすべて質が良いとも限らず、
限られた時間で安くて良い物を…なんてのは至難の業だ。
眺めていると話しかけてくる店員にも疲れた。
結局財布は日本で買うことにし、
家族へのおみやげはスーパーで済ませる予定だ。
スペイン階段はアン女王がジェラートを食べたらしいが、
ローマの休日は見たことがないのでぴんとこない。
階段には観光客がびっしりと座っていて階段どころではない雰囲気だ。
ポポロ広場でしばらくガイドブックを眺め、
次にサンピエトロインヴィンコリ教会へ行く。
ミケランジェロの有名な彫刻と、
聖ペテロさんが迫害されて繋がれていたという鎖が納められていた。
聖書の話を知らないと見ても理解できない。
帰ってからでも遅くないので読んでみたいと思う。
サンタマリアインマコラータコンチェツィオーネ教会
という長い名前の教会は、
通称骸骨寺(誰がつけたんだろう)と呼ばれているらしい。
教会の地下に遺骨が飾られており、4000人の遺骨があるらしい。
ものすごい数の脊椎や大腿骨が天井や壁に張り付けられており、
当然頭蓋骨も4000個ある訳なのだが、
不思議と美しくて神秘的な空間だった。
写真撮影禁止というのが残念。
美術館ではいくらでも隠し撮りをするが、
神聖な場所でそれはさすがにできない。
朝松本君と約束した“24番ホーム”
で待ち合わせ、彼と近くのレストランで夕飯を食べる。
なんとかという名前の太いパスタと、
ウサギ肉のグリルだ。
昔飼っていたウサギの“ぷうにゃん”
は大好きだったが、美味しくいただいた。
ウサギは鶏肉に似ており、
肉が少なくて食べるのが難しかった。
ツリーハウス職人高浜 直樹の旅日記
彼は地下鉄で帰る。
ワインでほろ酔い気分のまま自転車に乗り、
スペイン広場などを見ながらゆっくりとYHへ戻った。
YHのミーティングルームでは学生風の集団がコーラスの練習をしており、
床に座り込んで彼らの歌声に聞き入りながら日記を打っている。
今日一番の幸せな時間。
走行距離
38.09Km
合計走行距離
1966.21Km
平均時速
12.2Km/h
最高時速
45.0Km/h

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