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10日目:津和野でのんびり<島根県津和野町滞在>

津和野に到着&滞在

昨日遅くに津和野の宿に到着して、寝るのが遅くなってしまったものだから今朝も寝坊。
寝てしまって途中までしか見ることができなかった「男はつらいよ13話」を見終えてチェックアウト。

今回の旅で、一応目的地として目指してきたのがここ、津和野です。
初めてきたのになんだか懐かしい、日本人が共通して抱いている
「理想の田舎」のイメージに最も近い山あいの静かなまちです。
(それでいて、何万人も観光客が訪れるのだからすごいなぁ。)

今回の旅で最初で最後の、同じまちでの滞在です。
丸一日、津和野で過ごす予定です。

ゆったり歩いて回るにはちょうどいいまちの大きさ

古橋酒蔵

酒蔵見学

古橋酒造さんを見学させていただきました。
大正時代に建てられたという昔ながらの蔵を活かして、
今でも人の手を使ってお酒を作っているとのこと。
案内をしてくださった杜氏の古橋さんから、冬場の仕込みの大変さを教えてもらいました。
お酒への愛情と自信が伝わってきます^^

見学の手配をしてくださったtsuwano T-space 宮内さん、ありがとうございました!

1トンを蒸し上げるという釜

大吟醸うまっ!

見学後は、試飲をさせていただきました。
試飲用のオチョコ二杯で、見事に酔っ払う低燃費。
本日の運転、これ以降妻にお願いします。
(山道苦手なのにすみません。)

「特選大吟醸 津和野」という、最初に飲ませていただいたお酒が一番気に入りました。
いま、ブログに書きながら飲んでいます。
あまりお酒は飲めないので、筆が進まないこと。

酒蔵、の名の通り、蔵。

男はつらいよ「寅次郎恋やつれ」

そうそう、朝方見ていた寅さん13話で、古橋酒造さんが
撮影場所になっていたということで、寅さんファンの僕大興奮(笑)
ああ、歌子さん(吉永小百合)が自転車を止めるシーンね!

完全に余談ですが、なんというか、僕のいまいち
世間のレールに乗り切れないところが寅さんに似ているんですよねぇ。。。
あんな風な生き方をしたい、と、大学に行かずに旅人になると決心したあの頃が懐かしい。

お忙しいところ、ありがとうございました!

まちなか散策

津和野のまち歩き、といえば鯉。
何という名前かは酔っ払いなので忘れてしまいましたが、
塀と道との間に堀が掘ってあって、鯉が泳いでいます。

アチラコチラで餌が売っているので、餌やりを楽しむことができます。
子どもたちはとても喜んで夢中になっていましたね。
ただ、公園のように柵があるわけではないですし、
背後を車が走っていくので、子どもの動向には要注意です。

午前中の大雨で見えない、けれど、餌を投げると大騒ぎ!

津和野おいなりさん

津和野のまちからちょっと山に入ったところにある太皷谷稲成神社を参拝。
島根県では出雲大社に次ぐ参拝客数の寺社だとか。(さっき覚えてた豆知識披露)
全国で唯一、稲荷を稲成と表現するお稲荷さんだとか。(さっき覚えてた豆知識披露)

伏見稲荷のような千本鳥居があって、下から登ってこられるようになっているものの、
あいにく子どもたちが疲れているため車で上り、帰りも通ろうとしたら
絶妙なタイミングで「ちっち!」と言われてしまったので断念。

おあげが売っている!?

レストハウスげんごろうでしし鍋!

ありがとうお友達!

猟師さんから分けてもらってイノシシを食べたことは何度もあるのですが、
僕の料理の仕方が不味いのか、「豚肉以下」という印象を持っていました。
Facebookの”お友達”から紹介していただいたげんごろうさんでのランチで、
全くくさみのない、驚くほど美味い猪料理をいただくことができました。

レストハウスげんごろう
島根県鹿足郡津和野町河村543-4
0856-74-0247
11:00~17:00

知らなかったら絶対に通り過ぎてしまう、古びた喫茶店のような佇まいで、
まさかこんな感動的なしし鍋を食べられるとは思っていませんでした。
おすすめ食事処一覧、に乗っているだけでは気づけない、実体験からのおすすめをありがとうございました^^

これはシシ焼肉定食

津和野役場の方と再会

以前東京で一度だけお会いしたことがある津和野町役場の方が会いに来てくださいました。
津和野町の歴史から、これから向かう出雲方面でのおすすめスポットなど、色々と教えて頂きました。
(すみません、何かの視察とかではなくただの家族旅行なのに貴重な時間を恐縮です。)

別のところ、津和野日本遺産センターでは、文京区の津和野観光案内所で津和野に
行きたくなったんですーという話をしたら、大変歓迎していただきました。

結局、どこの名勝を見たところで、ガイドブックの情報量にはかなわないし、
ベストな時期にプロが取った写真より良い記念写真が取れるわけでも、
下手したら、東京の郷土料理店の方が美味かったりするわけです。

あえて極論を言ってしまうと、東京でパソコンを叩いていれば大抵のものが
得られるこの時代に、出かけていきたいと思える、移住したいと思えるには、
人と人がつながることにつきるんだなぁ、と思いました。

今後のスケジュール

さてさて、妻久美子&次女はなちが13日の飛行機で広島から東京に帰るので、
そろそろスケジュールを確定する必要がありそうですね。
明日どこ行く?生活もそろそろおしまいです。

10日シロイルカのアクアス→石見銀山→太田市泊?
11日境港→水木しげるロード→米子市泊?
12日出雲大社→広島市泊?

・・・と言いつつ今の時点ではまだ宿を予約していません。
11,12日あたり、お盆と土日が重なってしまうのでかなり厳しそうですね。
今年も活用するのか!?積んできたテント!

2017年今年の夏休みは「津和野へ、忍びの旅」

学生時代から休みのたびに各地を渡り歩いてきた僕は、
結婚してからもやっぱり旅が大好きで、2013年から毎年8月には家族で長期の休みを取って旅をしています。

2013年北海道一周車の旅(道中長女一歳に)
2014年沖縄一周車の旅(毒ウミウシ捕獲)
2015年紀伊半島パンダを見る車中泊の旅
2016年四国一周車中泊の旅(4人家族で初)

そして、2017年は山陰地方の目指すは島根県津和野町です。
文京区にできた津和野町の観光案内所「T-space」と知り合ったご縁で津和野町を目指すことにしました。
とはいえ、「目的地」がないのが旅と旅行の違い、強いて言うなら、家が目的地。
帰宅するまでに、たくさん笑って、たくさん学んで、たくさん食べます。

いまここナウ!

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