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サイフを紛失してパトカーに乗せられた話

文京区子育てフェスティバル2017

年に一度開催されている、文京区子育てフェスティバル。
毎年親として参加させてもらっていますが、
今年は「文京パパバンド」として出展側になりました。

僕の担当する楽器は・・・
絵本めくり係(笑)

・・・いやいや、大事な役ですよ。
歌に合わせて絵本をめくっていくので、ずれたら大変。
はらぺこあおむしと、三匹のやぎのがらがらどんを担当しました。
めくりながら、がらがらどんに出てくるトロルの声をやるんです。
いかに怖い声を出すかが、キモです(一人泣いた)。

妻との連携不足で、出番に子どもたちが間に合わなかったのが残念。
そのせいで、写真もありません。
(だれか、撮っていた人いたらくださいませ)

財布がない

フェスティバルの出番は午前中だけ。
12時半からパパ友が地下で行う講演会に参加して、
はらぺこでいらだつ子どもたちを連れて足早にファミレスに向かいます。

あれれー。
財布がいつものポケットにないなぁ。
落とした?いや、きっと自宅だな。
自分、うっかり者だし。
・・・なんて思いながら。

警察からの着信

ファミレスで遅いランチを食べていると、着信。
「富坂警察刑事課ですが、着信に心当たりはありますでしょうか?」

・・・・いやいやいや!その聞き方怖すぎます。
何が発覚したのか。

どれだ。

  • 若かりし時代のあれか?
  • 先月のドライブで飛ばしすぎたか?
  • それとも、さっき止めた自転車が駐車違反?

財布でした。
でも、なんで刑事課から・・・?
あわてて警察署へ向かいます。

取り調べ室

取調室へ通されます。
担当の刑事さん曰く、

  1. 僕が財布を落とした。
  2. 拾った者が現金とキャッシュカードを抜き取って財布を捨てる。
  3. 文京区役所のATMで現金を引き出そうとする。
  4. 引き出そうとする姿を不審に思った方が110番通報をする。
  5. その場で身柄を確保。
  6. 僕が呼ばれる。

という流れだそう。

例の「財布」は、どなたかが拾ってくださったそうで、
レシートと図書館のカード以外すべてあるようです。
中身をすべて出された状態で、
トレイに広げられています。
明らかに、自分のとはいえ素手で触ってはいけない感じで。

パトカーで現場へ

一通り取り調べを受けて、パトカーで現場へ行きます。
取り調べといえば、パパバンドの出展について詳しく聞かれたのが
なんとも微妙な気分でした。

警「文京パパバンドというのはどういうバンドですか?あなたの担当は?」
僕『あ、あの、今日初めてやりました。僕は、絵本ですっ。』
警「えっ????」
(ここまで、既に2時間ほどかかっています。)

パトカーに乗せられ、赤色灯を点けて犯行現場へ行きます。
サイレンは鳴らしてもらえませんでした。
これに乗るのが僕の夢だったのですが、手錠なしで叶いました。
ありがとうございます。

現場の地下二階に行くと、僕が座っていた場所を指し示すように求められます。
うちの子が食べていたビスケットが落ちていたので、一瞬でわかりました。
「ああ、そういうのがあると助かるねぇ」と、
食べこぼしを褒められたのは一生でこの時だけです。

シャキーンと、床を指さしたまま、360度から写真を撮られまくります。
顔見知りの課長さんが、こちらを見ています。
「あなたの財布だったらしいね、大騒ぎで凄かったよー」と。

現金はまだ戻ってこない

再び警察に戻るとき、奥さんが自転車で走っているのを見かけたので
窓を開けさせてもらって名前を呼んでしまいます。
「くみー!しばらく戻れないから、また連絡する!」
信号待ちの歩行者が奇妙な顔で僕と彼女の顔を見ていました。

3時間かかった取り調べののち、財布は返されました。
残念ながら、図書館カードと、バスのチケット2枚、
それからレシート(仕事の経費だったのに・・・!)は捨てられていました。
そして現金も返ってきません。

・・・そう、現金が返ってこないんです。
というのも、「ホシ(本当にそう呼ぶんだw)」の所持金と
ガイ者(僕)の所持金がごっちゃになってしまい判別がつかないため、
検事に判断を委ねなくてはならないとのこと。

感謝と罪悪感

今回のこと、まぁ厄介でしたし、
せっかく家族で過ごせる午後の3時間を
無駄にしてしまったと考えることもできますが、
そんなことより、捨てられていた財布を拾ってくださった方がいたこと、
ATMでの不審な動きを見て110番してくださった方がいたことに深く感謝しています。

僕は被害者です。
そして拾って現金を引き出そうとした○○氏が悪いのです。
が、それでも、僕がうっかり財布を落としたことで
僕と彼の不幸を招いてしまったことに対して、申し訳なさを感じています。

今後は、おなじウッカリを繰り返さないために、
ウォレットチェーンで財布の落下を防止しようと思います。
色気づいた男子中学生みたいになってしまいますが、
なにとぞご理解のほど。

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