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続き:子ども子育て会議@文京

子ども子育て会議からの続き。

保育園つくれ!・・・ではなく

決して、行政の足を引っ張りたいわけではないんです。
ただ、いくら保育園を増やしても、
「入れるのであれば入れて働きたい」というニーズはいくらでも湧き上がってくるので
増やしても増やしてもキリがないと思います。

行政の「保育園頑張る!」区民の「保育園をつくれ!」
ではなくて、一緒になって子どもにとって最適な育ちの
環境を考えていく時期に来ているのはないでしょうか。

保育園を増やさずに保育ニーズを満たす

昨日僕が提案したのは、

  • 0歳児保育に「戦略上入れざるを得ない」家庭を減らす

”保活”をした方はご存知だと思いますが、子どもを産んで保育園を探すとなると、
戦略上0歳児入園を狙うべきだという結論になります。
企業が育休を取れるように配慮していても、
その年の2月に産んだばかりでまだ首がすわっていなくても、です。

例えば、ベネッセかごまち保育園だと
0歳クラスの定員が12名、1歳クラスの定員が15名です。
1歳クラスから入園しようとすると、増加分の3名を争わなくてはならないわけです。

そこで、0歳から入れて、自動的に持ち上がりで進級するのではなく、
1歳クラスになる際に再選考をしてはどうだろうか、と考えています。
福祉としての保育があるという前提なので、簡単にできることではないと思いますが、
「戦略上0歳保育」、と言うのは間違っています。

  • 中学校に小規模保育所をつくる

再来年度、文京区立第一中学校に認可保育所ができるとのこと。
中学校に保育園、色々と超えるべきハードルがあるでしょうから
よく実現したなぁと感謝するとともに、原状待機の原因となっている、
012歳児だけを受け入れる小規模認可園にたほうが良かったのでは、とも思います。

  • 保育ママをあきらめないで(笑)

担い手がそもそも少なく、定員も少ない保育ママですが、
商店街の空き店舗を利用するような形で、
「まち保育」としての保育ママは十分に可能性があるのではないでしょうか。

計画上定員増にはなっていませんでしたが、もっと積極的な周知や補助をして、
定員を増やしても良いと思います。

口出しを受け止めてくれる

・・・とまあこんな風に、たかが区民の一言なのですが、
担当部署の方が丁寧に応えてくださいます。

区民と協働している姿勢を見せる、
ガス抜きのような感覚は(少なくとも印象としては)ないので
毎回楽しく参加しています。

次回は1月とのこと。
ぜひ、傍聴に参加してみませんか?

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