今日は、8周年となる結婚記念日でした。
3人の子どもたちを実家の両親に預けて、妻と焼き肉を食べに行くことに。
交差点の向こうから聞こえてくる怒号
歩いて巣鴨までは15分、ちょうど文京区と豊島区の区界である
福音館書店の信号を渡ろうとしたところ、
反対側からケンカをするような怒号が・・・
「お腹が空いたから、関わらないでね」と心配する妻に
「見るだけ!見るだけだから!」と野次馬心全開で見に行きます。
地面にねじ伏せられる男と、ねじ伏せる男
たどり着いてみると、男性二人が取っ組み合いになっていました。
話しかけてみたところ、双方の主張はこうです。
(妻ごめん。関わった。)
- 植込みにねじ伏せられている男
押さえられて痛い。助けてほしい。
(酒臭い) - ねじ伏せている男
因縁を付けられて首をつかまれた。
日本刀を持っていると言っているから取り上げてくれ。
僕、日本刀を奪う
この時点でどちらの主張が正しいのかわかりません。
どちらにも、協力するべきではないと思いました。
おとなしく警察の到着を待ったほうがいい。
・・・がしかし、日本刀はまずいです。
万が一に備え、取りあげることにします。
ねじ伏せられている男の肩から日本刀が入っているという
カバンを取り、薙刀3段の妻に渡します。
こんな時、力不足で申し訳ないのですが、
やはり、最悪奪い返されそうになった時、
僕ではなく彼女なら何とかしてくれると思いました。
警察到着
万が一の際に手を貸してもらえるよう、
通行人の男性に呼びかけて集まってもらいます。
5分もしないうちに警察官2名が到着。
女性の警察官は、分厚い手袋をしていました。
刃物に対応できるものなのでしょう。
連絡先を渡して、立ち去ります。
8周年記念の会話は、反省会。
巣鴨の焼肉屋さんでは、妻との反省会でした。
- 私は薙刀だから、刀は扱えない。
- 居合い切りの模造刀なのかな、と思った。
- 刃物を持っている男に丸腰で向かうのはやめた方がいい。
- いつも事件や事故に首を突っ込むから、護身術を身につけたほうがいい。
- でも、護身術は逃げることが最優先だと教えられるはず。
- 刀を奪った後、刀は現場から遠く離した方が良かった。
- 集まってきた小学生たちをもっと遠くに誘導すべきだった。
- 通行人への声の掛け方は、良かった。
などなど、妻から指摘されながら焼き肉をつまみます。
でも、やっぱり、(結婚記念日にするべき話ではないとは重々思いながら、)
あの現場でもし、あの男が小学生に襲い掛かってきたとしたら
自分の命を二の次にしてしまうかもしれない。
そんな話をしました。
8年間。
交際してから14年間、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
愛してるぜ!(自分の命も大切にしますm(__)m