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「防災と議員の役割」町村議会議員研修を受けてきました

滋賀県大津市まで車を走らせて、地方議員向けの宿泊研修会に参加してきました。全国から議員が170名集まって、熱心に聴講し、議論を深めました。

地域防災力を向上させるには

1日目前半は、東京都立大学名誉教授の中林一樹氏から講義を受けました。
災害が多発し、地域防災力を向上させ共助力を高めていくことが求められているにも関わらず、高齢化と地域のつながりが脆弱になっているため、かえって共助力が弱くなっているという話から始まりました。

災害自体ではなく、日常生活を失うことによりなくなってしまう災害関連死で亡くなる方に、高齢者が80%以上と非常に多いということです。
これからやってくる超高齢社会で災害に備えるために、事前防災として、災害に強いまちづくりや、普段からの地縁強化が必要であるということはなんとなくわかっていましたが、この講座で、数値的根拠として知識を得ることができました。

今後の議員活動に、こう活かします!

今までも議会の場で、普段から自然に備えられる概念としてフェーズフリーを導入するよう求めてきましたが、より一層、事前防災が進むよう他の自治体の先行事例等研究しながら働きかけていきます。

高齢者や障害者が災害に対しても弱者となりますが、彼らこそ災害時に公的支援される存在ではなく、 事前に (住宅の耐震化や家具固定、食料備蓄など) 備えることで「自らを助ける」力を付けてもらうことを応援します。

防災における、議員の役割

※研修終了後に撮影。講義中は帽子は取っています。

1日目後半から2日目にかけては、議員がどのように備え、発災時に行動したらいいのかについて、講義とワークショップで議員同士話し合いました。
講義の担当は、跡見学園女子大学の、鍵屋一氏。
(文京区にある大学なのでお会いする機会はあるのですが、実はこの先生のファンでして、はるばる教えを請いに行きました。)

災害時に、役所の職員の邪魔をせず(これ重要!)住民の代表として、情報収集力を最大限に発揮するために、どのように備えたらいいか、熊本地震で災害復興に取り組んだ議員から経験談を伺い、東日本大震災のインタビューをもとにワークショップを行い、議員同士で話し合いました。

市区町村の規模が違い、想定される災害も違うからこそ、「議員」がどうあるべきかについて、話が深められました。

今後の議員活動に、こう活かします!

災害時にスタンドプレーに走って担当者に迷惑を掛ける・・・
なんていう耳の痛い(想像できる)事例を聞くと、どう動いたらいいのやらと思ってしまう部分もありますが、普段から意識して、災害時にも活かせる人間関係を作っておくに尽きるかな、と感じました。

また、平常時からも地域の連携と、災害時にスムーズな助け合いができるよう 、地域の特性を活かした「地区防災計画」を作るよう、動き始めます。「議員が出しゃばって、白い目で見られたら・・・」なんてビクビクしている場合ではありません。1人で犠牲者を減らし、備えていてよかったねと笑えるように、まずは暮らしているこのまち周辺から、やってみます。

議員同士の交流

1日目の夜は、懇親会でした。170名もいてもちろん全員とはお話できませんでしたが、できる限り多くの方に話しかけて、そのまちで話題になっている課題や取り組んでいるテーマについてお聞きしました。

30代の議員も、少数ですが10名程度いて、どうして議員になったのか?何を目指しているの?議会の先輩、どう?などなど、リアルな情報交換をしました。

今後の議員活動に、こう活かします!

議会ごとに、議論の進め方や人間関係が大きく異なるということは、これからも常に意識し学びながら、文京区議会の運営に取り入れていきます。
特に同世代の若い議員同士は、常に切磋琢磨できるよう、 今後も連絡を取り続けていきます!

車で行ったワケ

さて、今回東京から車で行きました。高速料とガソリン代合わせて往復で30,000円ほど。実は、新幹線で行くのと同じくらいにもかかわらず圧倒的に疲れるのですが、その街で暮らす人の様子や活気が見えてくるので、極力自走するようにしています。

もう一つ理由があって、大津では昨年保育園児2名が亡くなり、多くの子どもたちが怪我をする事故がありました。研修場所から近かったので、その現場に行き、手を合わせて、どのようにしてその事故が起こったのか、再発防止としてどのようになっているかを見てきました。

なお、現場はスピードの出やすい直線道路で、交差する車が青信号の合間に右折する、危険性の高いと思われる場所でした。これ以上痛ましい事故が起きないように、太いガードレールと、路面には通行帯が引かれていました。

文京区でも、交通危険箇所がないか、この交差点を参考に常に目を配っていきます。

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